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vs 甲府

20080531122057.jpg

岐阜 1 - 1 甲府 
長良川 2,899人





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雨のピッチコンディション。
怪我人や出場停止による、メンバーの交代。
何としても、HOME3連戦で3連敗は避けたいチーム状況。
昨年J1の甲府が、"近場:岐阜"にサポーターを送り込んで決死の姿勢。
そして、待ちに待ったと言っていい、相川・山田両選手の復帰。

その他にも、色々な要因があるであろう今日のゲーム。
そこでの結果が「勝ち点1」であった。
見る人によって、評価や感じ方が多種多様であるべき。

その中で、俺という個人は結果に拍手はできず。
でも、上記の現状で闘ったイレブンに唄を歌った。
「よく闘ったよ、次は勝利を獲得しよう」という想いを込めて。


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今季初先発の相川選手には、試合前多くの声援が送られた。
シーズンオフ、レンタル延長か札幌でのプレーかの選択があったと聞く。
彼は、より厳しいであろう前者を選択した。
ニュースを聞いた時、この選択を良いものにして欲しいと願ったものだ。
もちろん、それは全ての選手にいえる事なんだけれど。

理想は岐阜というクラブにも、選手にとっても「良かった」を共有したい。
サッカー選手という職業は、個人事業主であり、契約社員なのかもしれない。
子供達の夢を奪うつもりはないけど、非常に厳しいし、ナイーブな存在だ。
(夢が見られるように、稼げて、この国でのステータス性を上げたいとも思うけど…)

それでも、彼等はサッカーをする。
そして、数奇な巡り合わせで、岐阜にいる我々と出会う。
だから、岐阜に所属してくれた選手には、少しでも良い思い出を共有て欲しい。
その為に、応援するし、厳しい事もいう。

だから今回、相川・山田両選手が復帰して、とりわけ声援が大きかったのだと思う。
プロである故に、契約や色々な要素で試合に出場できない事もある。
しかし、出れば結果で応えて欲しい。
繰り返しになるけど、それは全ての選手にいえる事。


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今日のゲームは、非常にデリケートだった。
後述するが、雨天と長良川のピッチコンディション。
ご存知のように、バウンドしたボールは、濡れた芝生の上で非常に伸びる。
ましてや、凹凸があるといわれる長良川のピッチだ。

ボールの止め方1つ間違えば、たちまちピンチになり、試合が決まる。
こんな緊張感の中では、正確さとシンプルさが要求される。
やはり、高次元でそのプレーができるのは梅田選手。
安定感が抜きん出ていた。

今日のゲームは、この外的コンディションと甲府の高いポゼッションに苦しんだ。
攻撃をしようにも、前線は気の毒なまでに孤立していた。
「ラインを押し上げれば?」
菊池選手がジェスチャーでラインの押上げを何度か慣行していた。
しかしながら、相手がたまにロングボールを入れては岐阜DFに圧力を掛ける。

スリッピーなピッチ。
ボールはどこで止まるか疑心暗鬼。
"蹴る"事が多くなるし、梅田以外でなかなかボールが落ち着かない。
しかし、ここでタメを作れる離脱中の隆二や吉村を恋しがっては仕方がない。
状況に応じて最高の選択肢をする事が、勝負の鉄則だ。


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そういった状況下で、「速攻の芽」みたいなシーンが何度かあった。
おそらくダイジェスト放送なんかじゃ、まず映らないシーン。
これを何度か執拗に潰された。
これを速攻に、もう少しいえばシュートで終えれれば最高だった。
もしくは、ラインを割るプレーで終えればベターという所。
最低限、ボールを奪われなければOKな「速攻の芽」だった。
前線に人数が割けない状態だったから、これは非常に難しい仕事。
当然ながら、この「速攻の芽」はボールがどちらに転ぶかで全然違う。

俺はこの試合で「速攻の芽」から、チャンスに発展したのが少なかったと思う。
ボールが落ち着かなくても、サッカーはやれる…だからちょっと残念。
そして、「速攻の芽」を甲府に阻まれてのカウンターが多かった。
もしかしたら、狙われていたのかもしれない。
多分そうだろう。奪取したボールは素早くサイドに散らしていた。
…よりによって、古巣との対決に燃える奈須選手のサイドに。

しかしながら、非常に辛抱強く応対していたと思う。
「辛抱強い」「粘り強い」守りは岐阜の長所だと感じている。
逆にいうと、これがなければ、すぐに転落してしまうだろう。
這い上がるための、絶対必要手段だ。


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今日は、非常に厳しいゲームになると感じていた。
でも、世間で言う「下馬評」や「順当」なんてものを信じる現場の人間はいない。
そんな事を考えているのは、おそらく"当事者じゃない人"なんだろう。
サッカーは、勝負のポイントを絞って、考えて、行動すりゃ全然やれるんだ。

今日の試合は、そういった意味で、岐阜の「辛抱強さ」「粘り強さ」が出た。
しかも、セットプレーで待望のゴールも生まれた!!
セットプレーでの得点は、ポゼッションとは関係がない。
ボールが落ち着ければ越した事はないけど、落ち着かなきゃ、ここが武器だ。

甲府戦はその2つの良さが出た!
・・・でも、最後は甲府の圧力から1失点した。
しかしながら、逆転は許さず勝ち点1は獲得した。
更には、2点目を獲りに行く姿勢と、終了間際に2本の惜しいシュートを打った。

俺は今日の試合は、そういう試合だったと認識している。
大敗を含めたノーゴールでのHOME2連敗。
勝利ではなかったが、「メンバー選考」を含め、わずかに前進した。
冒頭の話に戻るが、だからこそ試合後に唄を歌わせて頂いた。
「今日という現状に闘ったイレブンの為に」


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ところでゲーム中、足をとられる選手が目立った。
特に印象的だったのは、HOME側のゴール前。
敵味方問わず、滑る選手が多いのに気が付く。
ゴール前だから、これで決定機になりかねない。
非常に難しいコンディションの中、GK日野選手の技だけが光っていた。

ところで、長良川競技場の芝生は凹凸があると伝え聞いている。
実際のところはどうなのだろうか?
一見、芝生は試合毎に整備されているように映る。
グラウンドキーパーさんの存在かは知らないが、通い続けて確かにそう思う。
おそらく、そういった仕事で尽力してくださる方がいるに違いない。

ならば芝はキレイに見えるものの、その下にある地面がいけないのだろうか?
そうであれば、地均しをするにもスタッフの努力以上の働きが必要になる。
それが、機材なのか、業者さんなのか、施設なのか、自治体なのか…。
HOMEのピッチ環境は、怪我防止だけでなく、やるサッカーにも影響する。
そういった理解と、文化を岐阜の上層部にいらっしゃる方が耳を傾けて頂ければ…。

ただ、思うに一番重要なのは「岐阜の選手も滑っている」点である。
新聞記事などでは、長良川での練習がなかなか出来ないとの事だった。
たしかに、長良川はFC岐阜の持ち物ではなく、その使用には協力体制が不可欠。
併用する陸上競技の強化もまた重要な活動である。
しかし、何とか平日にもう少し練習させてもらえないだろうか?
誰にお願いしたら良いのだろう???

なんとか、長良川を「より一層のHOME化」これをしたい。
球団も、サポーターも「より一層」をしたい。
「FC岐阜が好きで、チケット購入して見に来る」
これの輪を広げたい。
せっかく岐阜のチームに集まってくれた仲間達だ。
もっと、応援したいじゃないか。


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今季も少ない予算で、活動をしている現状を考えるとたしかに厳しい。
しかしながら、「厳しいから、活動範囲を制約する」という事には直結しない。
ここを間違えてはいけない。工夫次第で何とか道は開ける。
我々は、Jの産声をこないだ上げた予算の少ないチーム。
謙虚に闘いに臨みたいが、卑屈になったり、制約されてはいけない。

お金の問題はたしかにある。
県民の理解を得るにも根気と時間が必要だと思う。
それでも、「J1獲るんだぞ」という気持ちを前面に出し続けていく。

たかだか、J2の1/3シーズンしか経験していないのに恐縮ではある。
しかし、このJ2に所属しているという事は、そういう事だと感じている。
J2は現在、降格する事がないリーグだ。
ここは、どういう舞台なんだろうか?
自分なりに考えてみた。

つまりは「上を狙っていかないと、埋もれるリーグ」だって事だ。
降格しない安心…よりも、怖いものがある。



今日J初ゴールの菊池選手も、佐藤選手も。
きっと、ここJ2が自分のゴールだなんて思ってないハズ。
彼等も俺達も、今年は必死にやりきって…結果"その後"に繋がれば良い。

甲府戦は、必死にやりきった。
では、一番近い"その後"とは?
一週間後の愛媛戦ということになる。








【HANZO】
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