vs 福岡

岐阜 0 - 1 福岡
長良川 2,246人
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試合後に俺は呆然となった。
何で勝てないんだろう?
良いサッカーしてるし、選手はよく走っている。
おそらく、ゲームプラン通りの展開で、相手にサッカーをさせなかった。
規模はともあれ、平日にもかかわらずサポーターは集まり声援を送り続けた。
スタジアムを去っても、釈然としなかった。
仲間と遅めの夕食を食べても、会話は弾むわけもない。
サポート面の気の持ち方だって、間違ってないはずだ。
俺達:岐阜は、トラメガじゃなく生声で歌い、チームを鼓舞する横断幕を掲げた。
思考回路が止まったまま、帰宅する。
シャワーを浴びて、1人になって思う。
「あぁ…、そうだ。今日は負けたんだ。」
それを認めてから、ようやく考える事ができるようになった。
それくらい、今日の負けはショックで特別な負け方だった。
しかし、これからFC岐阜が俺達の街の誇りとなり、歴史を重ねるならば。
こんな試合も、きっと何度か経験する。
何度も経験しない為に、思い出したくも無いけど…思い出さなきゃ。
「悔しさが、新鮮なうち」に!!
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「相撲に勝って、勝負に負ける」
これが、適切な表現かわからないけど、そんなフレーズが頭に浮かんだ。
「サッカーは、チャンスの数じゃない。ゴールの数で勝負が決まるんだ」
「今日の試合展開は、横浜C戦(6/15)の"逆の展開"の恐れがある。油断するな!」
そんな事をハーフタイムに言ってたのは、他ならぬ俺だったじゃないか。
前半、0-0でAWAYチームに"終えさせられた"ということなのか??
岐阜だって、ここ数試合は守備の整備から入っているので、0-0は決して悪くはない。
いつもより、殊更応援リーダー達のチャントチョイスもズバズバ的確に決まっていた。
チームも、ボールを回しボールというよりは、試合すら支配してそうな前半だった。
相手のミドルシュートがバーを叩いたが、それ以外は失点する気配すらしない。
"横浜戦の逆の展開"にならない為にも、ハーフタイムは締めなおし試合に臨んだ。
じゃあ何故、今日のような事になってしまったんだろう?
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相手に多大な失礼をする事と、批判を受けることを承知で書き記す。
「今日の相手に、色んな要素で負ける気が全くしなかった」
サッカー、選手のランニング、監督、サポーター(のやり方)…負けた気がしない。
だから、違和感があって、実感も無い・・・でも、負けた。
たしかに「点を獲られて、点を獲れない」んだから当然負ける。
すこし、綻びがあったとすれば…2つ程、思い当たる。
まずは、前半の北村選手の負傷退場が挙げられる。
ただ、これはあくまでアクシデント。
「チーム力」を考慮すれば、これも乗り越えなくてはいけない。
ただ、彼はチームに血液を巡らせ、通わせる選手。
しばらく出場できなければ、今後の影響は少なくないだろう。
もう1つは、後半早々にジャッジを巡って福岡監督とレフェリーの間でやり取りがあった。
俺はゴール裏から見ていたので、しっかり把握してはいない。
それでも、判定を巡ってのクレームと、その対応のように見えた。
比較的長い時間、中断されていたので「リトバルスキーは退場するな…」そう思った。
これなら、ピッチ内も機能していない福岡だ。
自滅してくれるとありがたい…そう考えていた。
ところが、どうやらリトバルスキーは事なきを得たようだ。
チッ、命拾いをしやがって。
まさに、その直後のセットプレー。
ハーフエーラインに程近く、タッチライン際のプレースポイント。
なかなかのハイエナで無い限り、ゴールの臭いは嗅ぎ分けられない。
そんな位置での1蹴りが、岐阜のエリア内に侵入。
混戦から落とされたボールを久永選手に決められてしまう。
(得点した選手が、その後リトバルスキーの"方"に駆け込んだのは印象的だった)
今まで、築き上げたものが、あっという間に崩れる・・・そんな感じだった。
というより、本当の所は(リードは)築いていないから、"勘違い"なのだけど。
すかさず、「FC岐阜コール」を送るものの、こういう展開はメンタルに影響する。
おそらく、逆に岐阜が挙げた勝ち星は、そんなダメージを相手に与えていたのだろう。
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「時間はまだまだある」「まずは同点から行こう!」
ゴール裏の皆が、そんな雰囲気を持ち直した。
なんという心強く、頼もしい仲間なのだろう。
やはり、チームと共にサポーターもJの舞台で進化している。
実際、岐阜は怒涛の攻撃を行い、相手ゴールを脅かし続けた。
…交代枠を怪我で2枚使った為、能動的な交代は小島(宏)選手のみに終わる。
それでも、俺はこのチームで、今日のコンディションなら「獲れる!」と思った。
しかし、実際は1点も獲れずに終わってしまう。
福岡は退場者も出した為、このAWAYの地でとにかく時間を使いまくった。
すぐに倒れては担架を呼び、呼んだのに歩いてピッチを出る。
ブーイングを浴びせてはやるが、これはリードしている者の常套手段。
不恰好であろうが、90分終了後にリードしていれば勝者になれるのだ。
俺が選手なら格好悪くても、応援してくれる者の為に・・・やる。
その他、レフェリングについても、今日は概ねHOMEの笛だったように感じた。
…それでも、勝てなかった。
いや違う、負けてしまったのだ。
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俺は、選手を焦らせているのか?
家に帰り、自問自答する。
今日、試合後にひっかかった事があった。
今日の試合、選手は非常に頑張っていたと思う。
試合後、負傷退場した北村選手が脚を引きずりながら挨拶に来た。
彼のその姿を見て、「もう、いい!リュージ歩かないでくれ!」
俺も含めて、そう叫んだ者がいたはずだ。
俺は彼らにプレッシャーを与えたくないと考えている。
実はリードがあれば、歌を歌う準備をしていたのだ。
しかし、リーダーは歌を切り出すどころか、コールもしない。
俺は思慮深い彼の事を、大変尊敬している。
だからこそ、横断幕を片付ける時も、シャワーを浴びる時もひたすら考えた。
答えは、聞かなかった。
それは、自分なりに答えを探したいと考えたからだ。
発展解釈かもしれないが、彼が「無言」ながらエクスキューズを出したと感じたからだ。
たしかに、選手・チームは一生懸命やっている。
もちろん、サポーターも一生懸命やっている。
だからこその、無言のメッセージ。
俺は今日、選手を無言で迎えたのが「愛のムチ」と捉えた。
繰り返すが、選手・チーム・サポーター、我々はひとつだ。
だからこそ、今日は歌っていないのだと…俺は遅ればせながらに納得した。
彼等も一生懸命やってるのは感じる、でも、もう何回も勝っていない。
ここで歌えば、今日1日は「大団円」で終えることが出来るかも知れない。
「次、勝とうよ!」「切り替えようよ!」
お馴染みの言葉と共に、迎える事だろう。
どうか、ポジティブな意味で各々「無言」を一考するのも良いかと思った。
俺達は、ひとつだから今日は歌わない。
選手の心に鎖はかけたくないけど、プロとしての意地を見せてほしいから。
君達に更に上に行ってほしいし、共に成長したいから。
…俺は、苦渋の末にプレッシャーをかける。
「次も、その次も、もっと次も、体調を整えて大声を出すよ」
俺は、そういう想いで、このモヤモヤと付き合う事にするとしました。
【HANZO】
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【お・ま・け】
プレー面での事は、言及すべきじゃないかもしれないけど。
俺は今日見ていて、「ガムシャラさ」は必要と思いつつも。
「大人」・「落ち着いた」・「したたかさ」というか・・・そんな要素。
「相手を崩す」という意図あるプレーも欲しいと思いました。
ワン・ツーだったり、ミドルシュートだったり。
外から見ていて、オフェンス面が予想できる感じが最近するんだ。
とっても真面目で勤勉…というかね。
あとは、抑えの効いたシュートと、センタリングを見せて欲しいな。
…なんて、俺は誰に言ってるんだろうね。
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